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🖐手足のイボについて🦶

[2023.05.12]

・手足にできたイボは尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)といい、皮膚にウイルスが感染して、しこりができたものです。

特に、足の裏にできたものは魚の目やタコにも似ていますので、しっかりとした診断が必要になります。

気になって触ったりひっかいてしまうと、おおきくなったり、数が増えてしまうことがありますので、

病院で、きちんと診断し、適切な治療が必要になります。

        

【治療】

ウイルスの増殖を防ぐために液体窒素による冷凍凝固法でイボを治していきます。

マイナス196℃の液体窒素を専用の綿棒につけ、イボにあて、感染した皮膚を少しずつ剥がしていく治療です。

ウイルスの大きさは細菌よりも小さいので表皮の基底層・真皮の近くまで浸潤している状態です。表皮から剥離させてとイボを取っていく治療法なので

一度の治療でイボが取れることは難しく、治療終了までには時間がかかるケースが多いです。

イボのできた場所や大きさにもよりますが、1~2週ごとに1回ご来院いただき、処置が必要となります。

当院では病状と、治療の進み具合を見ながら患部の削りの処置も行っております。

 

【予防】

・肌の乾燥を避け、皮膚を保護しましょう。常日頃からの肌の保湿が大切です。

・ささくれや傷を作らないようにしましょう。小さな傷からの感染を防ぎます。

・イボを触ったり、自分で取ったりしないように!適切な診断・処置が必要です。

 

📢また、手や足のイボ以外にも、お顔のイボ(脂漏性角化症・扁平疣贅)や 脇や首のイボ(軟性線維種)、陰部のイボ(尖圭コンジローマ)、水イボ(伝染性軟属腫)など、

様々なイボの種類があり、治療も異なります!的確な診断と治療が必要ですので、

気になる症状がある時は、お気軽にご相談ください。

 

早稲田通り皮フ科

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